セクキャバって性風俗、それとも水商売?セクキャバ店の法律的な立ち位置をご紹介します!

セクキャバって性風俗、それとも水商売?セクキャバ店の法律的な立ち位置をご紹介します!

皆さんは、セクキャバやオッパブと呼ばれるお店について、これが法律的にどういった立ち位置のお店になるのか疑問に思った事はないでしょうか?

多くのセクキャバは「お触りができるキャバクラ」などと、水商売に位置するお店を自称していますが、実際にお店に遊びに行ってみると、目の前でオッパイを拝めますし、綺麗な女の子にキスもできるなど、「風俗店よりのお店なのかな?」と感じてしまうことでしょう。

そもそも、一般の人からすれば、どこからどこまでが性風俗店に属するのかがイマイチ分かりませんし、セクキャバの立ち位置が良く分からないと感じてしまうのは致し方ない事だと思います。そこでこの記事では、セクキャバの法律面に関してまといめていきたいと思います。

風俗営業法について

それではまず、風俗営業法について解説していきましょう。ほとんどの方が持っている印象として「風俗=エロい店」というものがあるのですが、実際にはこのイメージ自体が間違っています。そうはいっても、風俗嬢に過激風俗店、風俗雑誌など、どれもエロに関するものを指していますし「風俗=エロ」のどこが間違いなのか納得できない方が多いことでしょう。

実は、風俗に関しては『性風俗』がエロに関するもので、『性』が付いていない単なる『風俗』はエロじゃないお店もたくさん存在するのです。風俗営業法では以下のような分類がなされています。

  • ①風俗営業……キャバレー・キャバクラなどの接待飲食やマージャン店など。
  • ②性風俗関連特殊営業……性的なサービスを提供するお店。
  • ③深夜酒類提供飲食店……深夜にお酒を提供する営業。バーやガールズバーなど。

風俗営業法では、上記のような分類がされており、セクキャバは、ゲームセンターや雀荘と同じ『風俗営業の接待飲食』に該当するお店なのです。要は、②の『性風俗関連特殊営業』には含まれていないことから、性風俗店ではないというのが業界が「お触りができるキャバクラ」と自称する背景です。

セクキャバと法律の関係をもう少し詳しく見ていこう

一般の方からすれば、風俗営業法という法律自体、あまり詳しく知らないという方がほとんどでしょう。実はこの法律は、『風俗営業』と『性風俗関連特殊営業』でエロを分類しているのですが、この2つの分類についてもさらに細かい規定が存在します。以下でその辺りもご紹介しておきます。

性風俗関連特殊営業の分類

性風俗関連特殊営業も「店舗型性風俗特殊営業」と「無店舗型性風俗特殊営業」に分類されており、さらに以下のように細かく規定されています。

■店舗型性風俗特殊営業

  • 1号営業……ソープランド
  • 2号営業……店舗型ファッションヘルス
  • 3号営業……のぞき・個室ビデオ・ストリップ劇場など
  • 4号営業……モーテル・ラブホテルなど
  • 5号営業……アダルトショップ
■無店舗型性風俗特殊営業

  • 1号営業……派遣型ファッションヘルス(デリヘル)
  • 2号営業……アダルトビデオ等通信販売営業
  • 映像送信型性風俗特殊営業……アダルトサイト
  • 店舗型電話異性紹介営業……テレホンクラブ(入店型)
  • 無店舗型電話異性紹介営業……ツーショットダイヤル・伝言ダイヤル

性風俗関連特殊営業は、このように非常に細かく分類されているのですが、セクキャバはここには該当しません。

セクキャバが含まれる風俗営業許可業種一覧

それでは、セクキャバ店が含まれている風俗営業についても、その分類を細かく見ていきましょう。

  • 第1号営業(社交飲食店、料理店)……キャバレー、社交飲食店、カフェなどの設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業
  • 第2号営業(低照度飲食店)……バーその他の設備を設けて客に飲食させる営業。営業所内の照度を10ルクス以下の営業
  • 第3号営業(区画席飲食店……喫茶店、バーその他の設備を設けて客に飲食をさせる営業で、他から見通すことが困難であり、かつ、その広さが5㎡以下である客席を設けて営むもの
  • 第4号営業……設備を設けて客に射幸心をそそる恐れのある遊技をさせる営業
  • 第5号営業……ゲームセンターなど

風俗営業の許可は上記のようになており、セクキャバを始めとして、キャバクラやホストクラブ、料亭などの「接待を伴いお酒や軽食といった飲食物を提供する店」に関しては、公安委員会(管轄の警察署)から1号営業の『風俗営業許可』を受ける必要があるのです。ちなみに、これに加えて、保健所で『飲食店営業許可』の取得も義務づけられています。

こういった事からも分かるように、セクキャバやおっパブと呼ばれるお店は、『性風俗店』ではなく、水商売寄りの飲食店に分類されているわけです。

まとめ

今回は、いまいち法律的な立ち位置が分かりにくいセクキャバについて、性風俗店ではないとされる理由についてご紹介してきました。

セクキャバは、「お触りできるキャバクラ」で接客飲食店に分類されるお店と説明されることが多いのですが、実際にお店に遊びに行ってみると、かなりきわどいサービスまで受けることができる点に驚く方が多いです。男性からすれば、目の前でトップレスになり、キスなどのサービスが受けられるということで、「セクキャバは性風俗店」と考えてしまう方も多いです。しかし、上述した分類のように、あくまでもキャバクラやホストクラブのような風俗営業許可の第1号営業で、社交飲食店という分類な訳です。こういった事から、セクキャバでは男性客が下半身を露出したり、嬢に触らせる、ヌキなどのサービスを受けることができないわけです。

風俗営業法は線引きが意外とややこしいものですので、暇な時に調べてみるのも面白いのではないでしょうか。

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